京都、たまゆら肝のぞき

2017年12月13日 更新

其の二 霊山観音

帝産の創業者が、平和を祈って建立した昭和の一大観音
昭和の実業家、故・石川博資氏たっての願いで祀られた、八十尺もの白衣観音。それは彫刻の大家、山崎朝雲、渾身の大作だった。

東山三十六峰の一峰、霊山にそびえ立つ一大平和モニュメント

霊山観音

第二次世界大戦の終戦から10年後のこと。すべての戦争犠牲者を鎮魂したいと願った「帝産グループ」の創始者、石川博資氏の想いが、時の彫刻家、山崎朝雲の心を動かす。その平和のシンボルは、慈顔あふるる麗しき白衣観音(びゃくえかんのん)の姿と化した。身の丈八十尺、およそ24mの荘厳な観音像は、高台寺周辺に、観光に訪れる人々の心をも掴んで離さない。

境内で一際輝きを放つ「願いの玉」はパワースポット!?

願いの玉

この地に埋蔵されていたという密教秘法「願の玉」は、すべてを生み出し育む天地の氣、如意宝珠を模ったもの。風水的吉地でもある霊山観音のさらにパワースポットとの呼び声もあり、昨今は外国人観光客の願掛けも見受ける。大願成就の
「如意宝寿」は500円。願いを込めた本水晶の宝寿を持ち歩るいてみては。

観音さまの胎内は干支守本尊が安置され、進入お参り可能!

胎内巡りの安置仏像

観音さまの胎内には、千手観音菩薩を始め干支ごとの守り本尊が祀られていて
薄暗い胎内をぐるりと巡ることができる。見過ごしそうな順路だが、自分の干支の守本尊を探してお参りするといい。

霊山観音(りょうぜんかんのん)

住所
京都市東山区高台寺下河原町526-2
アクセス
京阪祇園四条駅から徒歩約20分、市バス「東山安井」から徒歩約5分
TEL
075-561-2205
拝観時間
8:40~16:20(拝観受付16:00)
拝観料
300円(中学・高校生200円 小学生100円)
URL
http://www.ryozen-kwannon.jp/shisetsu.html

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